認知度がまだ低い=コンテンツの黄金期
ふぇい GEORGEです
注)あくまで個人の考えです
*この記事での世間に認められるというのは、現在でいうTVで取り上げられることを
指しています。
はじめに
どんなものも初めから世間に認められているものはないでしょう。
例を挙げると オタク文化(アニメ、漫画、アイドル)Youtube とかが最近だと筆頭
になると思います。
これらは、人気出始めの頃、決してイケてると思われていなかったものです。
でも、そりゃそうで理解のできない、得体の知れないものを怖がることは、人間の健全
な反応と言えます。
例えば 幽霊や急にキレる人とか怖いでしょ
人気を得るのは、ある種、宗教にも似たコミュニティが形成され、人間の嫌な集団心理
が働きやすいので、外から見ると得体の知れない、やばいものに認定されやすいです。
初めは、既存のコンテンツから虐げられ、親は子どもに見せたがらず、それを好いてい
る人もまとめて、世間から気味悪がられる。
そんなものも現在では、認知されてるし、そこまで否定されていません。
でも、かつての輝きほどのものを僕は、感じないんですよね。(Youtubeとか特に)
それを僕なりに分析して見たいと思います。
僕の考え
まず、新しいもの(コンテンツ)を流行型とオタク型に分けます。
流行型コンテンツ
流行型は、文字どおり、流行りや認知によってさらに価値が高まるものです。
(心理学でバンドワゴン効果ってやつですね。)
例えば 流行ファッション、インスタ映えなど
こういったものは、広まるのが、異常に早いけど寿命が短いです。
(流行型なので当たり前ですが)
1 誰かが何かをする
2 バズる( 広まる )
3 みんなやってるからでやるやつが出てくる( 流行 )
6 TV(既存コンテンツ)で取り上げられる( 大きな壁 )
7 認知され、さらに広まる
8 廃れる
この繰り返しです。
では、オタク型コンテンツの場合は、どうでしょう?
オタク型は、世間の目に関係なく、自分の好みによって価値が高まるものです。
例)マンガ、ゲーム、アイドル、深夜番組
こういったものは、認知度が低い or 閉ざされたコミュニティのものが多いです。
認知度が低いのは、単純に人気があまりない(人数が少ない)だけです。
理由は、一部の人向きにそもそも作られている or 難しい ことだと思います。
この一部にだけ向けて、大衆を無視する尖った姿勢が業物作るんですよね。
次に閉ざされたコミュニティの場合なんですが
誰かが入ってきても扉が勝手に閉まるからです。
たったこれだけ
つまり
1 それが面白いか面白くないかは、関係なく広まらないシステムになっている。
2 しかも規制がオープンなものに比べてずっとゆるい。
説明させてください。
1については、面白くても広まらないので流行には、ならず面白くなくなったら、いつ
でもやめられる(流行は、途中で止められない)し、いわゆるミーハーがいないので
初期メンバーだけで楽しめる。
2については、深夜番組がゴールデンに上がるとつまらなくなる現象の原因でもあり
(規制が厳しくなるから)、規制規制の世界で良くも悪くも素を出せる。
低俗なものも多いが比例するように面白いものも多い。
これらの点から文化が熟成され、外の世界にはない魅力が出てくるのです。
本物が生まれてくるんです。
(鎖国していた時の日本に生まれた浮世絵とかも同じ原理だと思います)
今回の記事で僕が言いたいのは、こういうことなんです。
バカにされていいじゃない、コケにされていいじゃない。
本当にそれを面白いと思うのなら認められなくたっていいじゃないか!
「あんためちゃめちゃ輝いてるよ」ってことなんです
分析してみる
じゃあ、どうやったらそういった空間を作れるかってこと
1 単純に課金制
2 深夜など人目につかないところでやる
この二つじゃないかなと思います。
1の理由は、少額でもお金を払うことで入場制限と治安維持は、できると思いますし
コンテンツの維持も同時にできる。
2は、それこそ深夜アニメやバラエティのような時間帯から逆算して層を絞れるし、多
少過激でもクレームを言う奴が起きている時間じゃないし、だったら寝ろってなる。
最近の流れと僕の意見
最近、オタク型コンテンツだったものが、どんどん大衆向けになっていっているように
感じます。
しっかり熟成されているので、一過性の流行りにならないが、なんだか心配になる。
尖ったものが少なくなるんじゃないかって。
あとオタクとしてのプライドがなくなったようにも感じる。
昔のオタクをそんなに知っているわけじゃないし、前からそうなのかもしれないが・・
なんかちょっとでもいいと思われたいとか
これがわかる自分のセンスとか
世間に認められたいとか
オタクの風上にも置けないような奴らがいる
*僕個人の偏見です
僕の思うオタクは
そりゃ大衆に認められるとは思わない
それでも自分の好きなものに正直
ダサいって思われてもいい
キモいって思われてもいい
世間に認められなくても構わない
そういう男前な気概のやつなんです。
結論
コンテンツというのは、成長過程が輝きを、知っている人が少ないことが魅力を、その
ようなものが少ないことが価値を生み出していると思うんです。
コンテンツが輝き続けるために必要なのは、一定数に嫌われること、理解されないこと
オタク型は、内的要因 流行は、外的要因
異様さは、魅力です。
最後に
否定するんではなく、どちらも認め合うことが大切だと思います。
自分を保つために他を否定するのは、自分の感性を理解させようとするのが、一番ダサ
いから。
世間の目を受け入れて、立場をわきまえろよ
その上でバカでイケてないだからこそ面白い
くだらなければくだらないほど最高、そういうものもあるじゃん
そういうものを大切にしていきたいです。
以上です
ご静聴ありがとうございました。
ばいばーい