シンジは、逃げてよかった。
ちゃ
今回は、エヴァの話です。
僕は、8年前くらいに漫画でエヴァを読んでいて、
初めてアマプラで映画版を見ました。
なので、ストーリーはある程度わかっている状態だったのですが、
当時は、おそらく思っていなかったことを思いました。
それが今回の「シンジは、逃げてよかった。」です。
物語の始まりで、シンジが父のいるネルフという機関に呼ばれ、
そこでエヴァに乗れと言われる。
初めは、乗れないと拒否するが、「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」と
乗ることを決意し、初号機に乗り、使徒と戦う。
僕が言いたいのは、ここで逃げてよかったという話です。
そもそも急すぎる。
大きな決断を迫るわりに、「今、決めろ」と無茶苦茶なので
そんな要求に応える必要がない。
つまり、拒否することは逃げることではなく、当然の権利である。
その権利を行使することで滅ぶ人類なら滅んでしまった方がいい。
それに、最終兵器は抑止力のためにあるものであり、
それを使わないといけない状況の時点で、負けである。
何故なら、自分の陣営に最終兵器と言えるものがあるのなら、
相手にもあると考えるのが必然だからだ。
これは、エヴァに関して言えば、使徒に文明がないので違うと思うが、
最終兵器とは、そういった立ち位置であって、後がないことを示している。
つまり、ギリギリの戦いをしているということであり、ほぼ負けということだ。
少し脱線してしまったが、
僕が言いたいのは、シンジは逃げて良かったと思うし、
むしろ、そっちの方が自然な反応であるということだ。
以上です。